不動産ニュース / 政策・制度

2001/10/31

【編集部取材】国土交通省、「市場機能を積極的に活用した住宅金融のあり方懇談会」開催

冒頭のあいさつをする扇大臣
冒頭のあいさつをする扇大臣

 国土交通省は10月31日、住宅政策において市場機能を積極的に活用した住宅金融のあり方等についての見直しが求められているとし、「市場機能を積極的に活用した住宅金融のあり方懇談会」を設置、第1回懇談会を同日開催した。

 同懇談会は、東京大学教授の八田達夫氏を座長に、消費者、有識者、住宅産業界、金融証券業界、関係行政機関およびオブザーバーとして住宅金融公庫が参加、広く意見を求め、住宅金融のあり方について検討を行なう。
 具体的には、「住宅ローンの証券化」「市場重視型の住宅金融を支える税制」など6項目を検討し、特殊法人民営化に向けてのあるべき姿等についての指針をまとめるとしている。
 また、同懇談会に出席した扇千景国土交通大臣は、『特殊法人民営化は最重要課題。民間にゆだねられる事はゆだねるべきであると考えるが、国民が不安を抱かなくてすむような基盤作りがまずは必要。わが国において「住宅ローンの証券化」は未成熟ではあるものの、今後発展が期待できる分野である』と述べた。
 なお、懇談会は今後3~4回程度開催し、 11月下旬には何らかの方向性を示したいとしている。
 

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆