不動産ニュース / 開発・分譲

2001/11/28

トヨタ、野村不動産と共同で首都圏マンション分譲市場に進出

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は27日、同社マンション分譲事業で3棟目となる「セルシオヒルズすずかけ台」(東京都町田市、販売戸数177戸)を、11月末に着工すると発表した。

 同マンションは同社の車両販売店舗跡地に建設するもので、トヨタはマンション分譲市場において初の首都圏進出となる。なお、販売に際しては首都圏で実績かつ競争力のある野村不動産(株)に委託するとともに、両社は共同事業者として総事業費の7割をトヨタが、3割を野村不動産が負担する。
 「セルシオヒルズすずかけ台」は「永住性」「街づくり」「時代ニーズ」「環境配慮」をプロジェクトのコンセプトとしており、住戸の専有面積は全戸80平方メートル超(平均約91平方メートル)のゆとりある居住空間を実現するほか、英国庭園デザイナーのJ.M.ウォーリー氏デザインによる「コミュニティーガーデン」や、最上階には「ジャクジーバス」「ゲストルーム」「パーティールーム」などのアメニティ・スペースが用意される。
 また、トヨタホームの「S&I発想の家づくり」に野村不動産の外配管方式「S&Iシステム」を組み込んだ独自システムを導入するほか、トヨタの高級車に採用しているキーレスエントリーシステム「スマートキー」を全住戸の玄関ドアに標準装備するとともに、隣接するトヨタ自動車販売店において入居者所有の車メンテナンスサービス「カーライフ・サポート」を併せて導入する予定。販売開始は2002年1月予定、竣工は2003年2月予定。
 

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