不動産ニュース / 調査・統計データ

2002/1/30

アットホーム、12月の売物件市場動向を発表(首都圏)

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)が30日に発表した、首都圏における12月の売物件の物件登録数、登録価格、成約数、成約価格は以下の通り。

 物件登録数は、中古マンションは1,399件で、前年同月比▲16.1%と13ヵ月連続のマイナス。一方、新築戸建は4,821件で、同27.2%増と22ヵ月連続のプラスとなった。
 首都圏平均の中古マンション登録価格は、1平方メートルあたり32.94万円、同▲6.0%と57ヵ月連続のマイナスとなり、過去最低。1戸あたりの首都圏平均価格は1,972万円で、同▲7.9%と11ヵ月連続のマイナスとなり、こちらも過去最低を記録した。
 居住用土地登録価格の首都圏平均は、同▲8.1%の1平方メートルあたり21.38万円。戸建て住宅の登録価格数の首都圏平均は、新築で1戸あたり4,066万円(同▲6.2%)と下落し、過去最低となった。一方中古については3,550万円、同3.0%の上昇となった。

 中古マンションの物件成約数は646件、同▲7.8%と16ヵ月連続減となったものの、神奈川県では価格が過去最低となったのを受け、同9.2%の上昇をみせた。
 新築戸建ての成約数は、1,178件で、同19.2%増と17ヵ月連続のプラス。中古は527件で、▲同2.9%と2ヵ月連続のマイナスとなった。

 また首都圏平均の物件成約価格は、中古マンションでは1平方メートルあたり29.97万円で、同▲5.9%と21ヵ月連続下落。1戸あたりは1,712万円、同▲9.2%と11ヵ月連続の下落となった。
 戸建て住宅の1戸あたりの首都圏平均物件成約価格は、新築で3,991万円、同▲6.2%と12ヵ月連続のマイナスとなった。中古は2,793万円(同▲10.2%)と3ヵ月連続のマイナスとなった。

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