不動産ニュース / 調査・統計データ

2002/1/30

アトラクターズ・ラボ、 分譲マンション事業主別価格設定分析結果を発表

 不動産マーケティング会社の(株)アトラクターズ・ラボ(本社:東京都千代田区、代表:沖有人氏)は29日、分譲マンションの事業主別の価格設定に関する分析結果を発表した。

 同社では、2000年に首都圏に200戸以上供給した事業主54社が、1996~2000年に供給した物件(億ションなどの高額物件および共同事業は除く)の価格を調査。同社独自開発の分譲価格算出モデル上の理論値を相場とし、実際の価格と比較した相場との乖離率の平均を算出した。
 その結果、価格設定が最も高かったのは大京で、相場との比較値プラス6.9%。二位以下は、野村不動産(6.7%高)、住友商事(5.3%高)と続く。同社では、これらの事業者の特徴として、ブランド力に優れ、先進的な商品企画力があり、販売期間を比較的長めに設定する販手法をとっていると分析。
 逆に相場より価格設定の低い事業者は、1位がゴールドクレストで同▲13.0%となり、2位リクルートコスモス(同▲5.0%)以下を大きく引き離す結果となった。同じくこれらの事業者の特徴として同社では、土地仕入能力に優れ、価格訴求力を武器にして販売に多くのコストをかけない手法をとっていると分析している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆