不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は7日、首都圏における2001年1年間の賃貸物件市場動向を発表した。
同社への2001年1年間の賃貸物件登録数は、居住用が495,186件(対前年比2.6%増)、事業用は81,103件(同11.2%増)で、ともに6年連続の増加となり、居住用は6年連続、事業用は4年連続で過去最高を更新する結果となった。
1平方メートルあたり登録賃料の首都圏年平均は、マンションが2,440円(同▲1.2%)、アパートは2,020円(同▲1.5%)。1戸あたり登録賃料の首都圏年平均では、マンションが11.00万円(同1.3%増)、アパートは6.80万円(同0.4%増)となった。
居住用賃貸物件成約数は147,488件(同1.9%増)と過去最高を記録。タイプ別でみると、アパートの前年比▲1.1%に対し、同3.2%増となったマンションの好調さが目立ち、中でもファミリータイプの成約の伸びている。
また、1平方メートルあたり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,550円(同0.0%)と4年連続の横ばい、一方アパートは前年を0.9%下回る2,140円となった。1戸あたり成約賃料の首都圏平均では、マンションが10.22万円(同1.1%増)、アパートは6.76万円(同0.3%増)となった。
その他、居住用成約面積において、マンションが40.06平方メートルと初めて40平方メートルを超える結果となった。