(株)大京マンション事業カンパニーは5日、シックハウス対策住宅推進機構協力のもと「完全ゼロホルムフローリングシステム」の開発に成功、同システムを現在建設中の「ライオンズステージ(LS)横濱グランガレリア」(横浜市戸塚区、総戸数104戸、竣工予定2003年9月)に業界で初めて導入することを決定した。
同システムは、ホルムアルデヒドを含む建材・接着剤等をまったく使用せずに新しく作り上げた同社オリジナルのもの。床の仕上げ材となる複合フローリングや床骨組み部分の2重床システムから、徹底してホルムアルデヒドを排除していることから、今後ローコストでの「完全ゼロホルム仕様」の実現が可能となり、同社が積極的に取り組んでいるシックハウス対策の品質を一層向上させるものとしている。
同システム採用の第1号となった「LS横濱グランガレリア」は、JR横須賀線「東戸塚」駅から徒歩7分、丘の上の住宅街に立地する地上6 階建てのマンション。室内すべての建材からホルムアルデヒドを完全に排除した、最先端のシックハウス対応型であるとともに、国の第三者機関による客観評価を受けた「住宅性能評価書」付きの物件。また、3タイプのカラーセレクトに加えて、水回り、造作家具の仕様変更、さらにはインテリアをデザイナーズ仕様(有料)にできるなど、オーダーメイド感覚で住まいづくりができることも特徴となっている。