国土交通省総合政策局は12日、2001年12月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると建設工事受注高は4兆6,149億円で、対前年同期比▲8.9%となった。そのうち元請受注高は3兆931億円(▲8.3%)で、下請受注高は1兆5,218(▲10.0%)であった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆4,431億円(同▲9.1%)、民間等からの受注高は1兆6,500億円(同▲7.5%)であった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、同▲8.8%の1兆3,696億円。うち国の機関からは3,714億円(同▲10.6%)で、地方の機関からは9,982億円(同▲8.2%)であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は2,566億円(同13.5%増)となった。建設工事・建設設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は5,229億円で(同25.5%増)となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/toukei-jouhou.html)にて閲覧可能。