(株)東急コミュニティーは22日、「2002年3月期決算(単体・連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は853億8,300万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は26億4,500万円(同9.3%増)、経常利益は28億5,300万円(同5.5%増)、当期純利益は15億3,800万円(同578.4%増)となった。
当期連結業績(対象7社)の売上高は894億200万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は27億3,600万円(同14.3%増)、経常利益は30億2,400万円(同10.6%増)、当期純利益は16億5,600万円となった。
当期は、「大胆な変革-チャレンジとスピードの年」と位置づけ、ITを軸とした業務執行体制およびシステム等の再構築により、事業環境の変化に鋭敏に対応できる企業体質への変革に取り組んだことで、増収増益となった。
次期の見通しについては、2002年度を「大胆な変革-チャレンジとスピードの年」の2年目とし、IT活用による業務改革と事業再構築による業務効率化、省エネルギー対策や危機管理問題などのさまざまな問題に積極的に取り組むとともに、コンサルティング能力の向上や管理業務サービスの充実による顧客信頼性の確保、サービス提供体制の効率化による生産性の向上に努めるとしており、売上高924億円、経常利益32億8,000万円、当期純利益18億円を見込む。