(株)サンケイビルは24日、2002年3月期決算短信(単体・連結)を発表した。
当期単体の売上高は119億7,800万円(対前期比25.4%増)、営業利益は23億9,400万円(同173.7%増)、経常利益は15億3,800万円、当期純利益は5億8,900万円であった。
当期連結業績(対象8社)の売上高は191億8,300万円(同4.1%増)、営業利益は25億7,500万円(同126%増)、経常利益は17億2,300万円(同221.1%増)、当期純利益は6億7,300万円(同114.3%増)であった。
増収増益の主な要因としては、建築内装事業での大幅な減収があったものの、不動産賃貸事業の最重要拠点となる「東京サンケイビル」第1期オフィス部分が一昨年10月より営業開始し、通期にわたり大きく寄与したことを挙げている。
今後の見通しについては、不動産賃貸事業において付加価値ビジネスに注力しするとともに各部門でコストに関する抜本的な見直しを図り、連結通期で売上高1,930億円、経常利益17億円、当期純利益8億5,000万円を見込む。