不動産ニュース / その他

2002/6/3

アトラクターズ・ラボ、駅別新築分譲マンション利回りをネットで無料公開

 マーケティグおよびマネジメントを基幹業務とするアトラクターズ・ラボ(株)(所在:東京都千代田区、代表取締役:沖有人氏)は、5月31日より同社ホームページ(http://www.a-lab.co.jp/)上において、駅別新築分譲マンション利回りの無料公開を開始した。

 すでに同社では、ホームページ上で新築分譲マンション価格と賃料相場を公開しており、今回公開した利回りはこれらを利用し、12ヵ月分の賃料を新築分譲価格で割って単純利回りを算出している。なお、駅の利回りについては、面積や駅からの所要時間等の物件属性を同一にし、この2軸のマトリックスごとに算出した利回りの平均値を採用。面積や駅からの所要時間については、1996年から2000年に実在した面積帯、所用時間帯の条件のみを採用している。
 それによると、首都圏の平均利回りは5.0%で、頭金を2割入れた場合の月の返済額は同一条件の賃料よりも安くなる利回りとなっている。駅別の利回りが最も高かったのは、営団地下鉄半蔵門線「水天宮前」10.1%で、都心部の始発駅という希少性から賃料が取れる一方で、城東方面のため分譲価格が安いため。上位にはこうした特性を持つ駅に並び、外国人向け賃貸住宅が多く存在する「広尾」や「青山一丁目」「恵比寿」などもランクインし、都心部、特にJR山手線内の営団地下鉄駅での利回りが高いことが分かった。また、一般的には面積帯別の利回りは、面積が小さくなるほど高く、面積帯の小さい都心物件では、駅から離れた方が利回りが高くなることが判明。一方で、面積が55平方メートル以上の準都心部ファミリー物件では、徒歩8分が最も利回りが高く、遠くなるほど利回りは低くなることが分かった。

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