大東建託(株)は20日、同社子会社である新日本電建(株)(東京都品川区、清水得生代表取締役社長)が、日本電建(株)より建築事業部門を譲受し、8月16日より戸建て住宅事業を開始したと発表。これに伴い、同社戸建て営業部門を、新日本電建に移管したことも併せて発表した。
同社では、2001年末より「タクセルホーム」ブランドで戸建て住宅事業を展開しており、すでに5店舗を開設しているが、今回の日本電建建築部門譲受により、新日本電建に戸建て営業部門を移管。新日本電建では、引き継いだ支店と既存店舗の統廃合を実施し、10拠点で営業をスタートした。
また、新日本電建(株)では新体制での営業開始にあたり、新商品3種の販売を開始。今年度150棟の受注を狙う。業績については、売上高70億円、経常損失6億円を予想しているが、2004年3月期には黒字化を見込んでいる。