三菱地所(株)は15日、「2003年3月期中間決算短信(連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は1,624億3,100万円(前年同期比▲15.1%)、営業利益は280億1,900万円(同1.9%増)、経常利益は165億7,600万円(同10.7%増)、当期純利益は177億6,600万円(同202.5%増)となった。
当期連結業績(対象3社)の売上高は2,769億7,700万円(前年同期比▲9.0%)、営業利益は339億7,400万円(同0.8%増)、経常利益は196億3,500万円(同5.0%増)、当期純利益は193億8,000万円(同178.5%増)となった。
当期経営利益について同社では、マンション引渡が下期に集中することにより住宅開発事業が減収となったものの、減価償却費の減少やRGIの増収などでビル事業がカバーし、ほぼ前期並みの営業利益になったとしている。
なお、9月にグランドオープンした丸ビルの増収については、当連結会計年度下半期より本格的に寄与する見込みで、これを第1弾とする丸の内再開発は今後のビル事業に大きく貢献するものとしており、通期は売上高6,680億円、経常利益600億円、当期純利益340億円を見込むとしている。