東急コミュニティー(株)は21日、「2003年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は436億8,300万円(前年同期比5.5%増)、営業利益は13億5,500万円(同12.3%増)、経常利益は14億7,400万円(同11.2%増)、当期純利益は8億900万円(同13.9%増)となった。
当期連結業績(対象7社)の売上高は456億9,100万円(前年同期比5.2%)、営業利益は15億1,600万円(同16.0%増)、経常利益は16億3,700万円(同12.4%増)、当期純利益は9億1,500万円(同17.7%増)となった。
当期は、主力の管理業において、マンション管理における新規優良ディベロッパー開拓に注力するとともに、ビル管理ではPFI事業において積極的に業務を展開。その結果、321億4,700万円(対前年同期比4.8%増)と増収となったが、法改正に伴う人件費負担の増加など収益性の増加により営業利益ベースでは18億9,800万円(同▲4.5%)と減益となった。一方、賃貸業、工事業では、それぞれ増収増益を計上した。
なお、通期見通しについては、売上高929億円(対前年同期比3.9%増)、経常利益33億8,000万円(同11.8%増)、当期純利益18億7,000万円(同12.7%増)を見込むとしている。