不動産ニュース / 調査・統計データ

2003/2/14

東京都、平成14年12月期および平成14年の「新設住宅着工統計」発表

 東京都住宅局は7日、平成14年12月および平成14年の「新設住宅着工統計」を発表した。

 それによると、平成14年12月の東京都内における新設住宅の着工戸数は、前年同月比12.8%増の1万3,835戸で3ヵ月連続の増加となった。
 利用関係別では、「持家」は1,757戸(対前年同月比2.5%増)と前月の減少から再び増加に転じた。「貸家」は4,584戸(同11.0%増)で2ヵ月ぶりの増加。このうち公的資金分334戸(同44.0%増)、民間資金分は4,124戸(同7.5%増)となった。「分譲住宅」は7,376戸(同16.7%増)で3ヵ月連続の増加。このうち公的資金分は1,729戸(同105.8%増)、民間資金分は5,590戸(同2.3%増)となった。
 なお、分譲住宅のうち、マンションは5,632戸(同19.3%増)、一戸建住宅は1,711戸(同10.0%増)であった。

 平成14年の東京都内における新設住宅の着工戸数は、前年比9.3%増の17万4,596戸となり、2年ぶりに増加となった。
 利用関係別では、「持家」は2万1,507戸(対前年比▲3.4%)で3年連続の減少。このうち公的資金分は1,068戸(同▲62.2%)と大幅に減少をみせたが、民間資金分は1万9,199戸(同4.2%増)となった。「貸家」は6万6,841戸(同12.4%増)で、このうち公的資金分は1万995戸(同▲11.1%)、民間資金分は5万4,099戸(同19.1%増)となった。「分譲住宅」は8万5,078戸(同10.3%増)と2年ぶりに増加。このうち公的資金分は1万5,775戸(同4.8%増)、民間資金分は6万8,568戸(同11.7%増)となった。
 なお、マンションは6万5,558戸(同14.7%増)と2年ぶりに増加をみせ、戸数としては過去最大を記録した。一方、一戸建住宅は1万9,121戸(同▲1.7%)で4年ぶりの減少となった。
 また、地域別では、都心3区が1万8,996戸(同62.2%増)、区部全体でも12万3,567戸(同9.0%増)といずれも2年ぶりに増加となった。

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