不動産ニュース / 開発・分譲

2003/2/14

最高価格12億円の都心大型億ション「ザ・ハウス南麻布」、一般販売開始へ

「ザ・ハウス南麻布」完成予想模型
「ザ・ハウス南麻布」完成予想模型

 野村不動産(株)とニチメン(株)は、両社が共同事業主として開発を進めている大型マンション「ザ・ハウス南麻布」(東京都港区南麻布、総戸数119戸、敷地面積7,058平方メートル)の一般販売を5月より行なうこととし、3月より案内を開始すると発表した。
 
 同物件は地上10階、地下2階、コの字型の造り。1戸あたり平均専有面積は155平方メートルと大型で、100平方メートル以下は2戸のみ。最小規模の物件でも81平方メートルという広さ。特に最上階の東南西角に位置する住戸は専有面積425平方メートルの超大型ペントハウス、価格は12億7,000万円。天井の高さも3,350ミリメートルと高い。中にはメゾネットタイプ(178~253平方メートル)も7戸あるという。
 価格は2億円台が中心で、最低価格は8,900万円(1戸)。2002年秋より一部顧客を対象に案内を開始したが、すでに2,000件以上の問い合わせがあり、モデルルーム(予約制)への来場者も700組あった。全戸数の6割強にあたる73戸にすでに申し込みが入っているという。住戸によっては隣同士をつなぎ合わせての利用も可能で、親子2世帯での購入を検討している顧客もいるそうだ。
 物件所在地は営団地下鉄「広尾」駅から徒歩4分、周辺には有栖川宮記念公園、スイス大使館、ノルウェー大使館等がある、高級住宅地となっている。

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