不動産ニュース / 開発・分譲

2003/4/1

スターツグループ、中央区より高齢者向けPFI事業を受託

 スターツ(株)が総合マネジメントを行なっている(株)ジャパンケアサービスグループは3月31日、東京都中央区が実施する「痴呆性高齢者グループホーム等整備・運営事業」におけるPFI事業の第二次(最終)審査において優先交渉権を取得したと発表した。

 同事業計画は、中央区民の高齢期の多様なニーズに応えるべく、グループホームやデイサービスセンター、ヘルパーステーション、ケアハウス(ケア対応型高齢者用住居)などの高齢者介護福祉にかかわる複合施設を建設・運営するもの。同社においては、地域の新たな福祉の拠点作りに寄与する可能性、効率的な人員配置も考慮した施設計画、SPCの構成や緑化・環境共生への配慮などを含めた提案が総合的に高く評価された。
 今後、中央区と基本協定書を締結し、2005年10月には介護事業を開始する予定。今回の事業の概要は、青年館跡地(東京都中央区佃)の約1,600平方メートルに建設されるSRC造9F建ての施設で、「地域への解放性、機能の充実、環境・健康への配慮」などを考慮した施設提案となっている。
 なお、同事業についての同社の提案価格は、区の買取価格は21億2,896万5,000円(予定価格23億円)、事業期間中の施設維持管理修繕費の合計(事業期間中の単純合計、消費税含む)5億690万9,000円(予定価格8億円)。
 同事業は、スターツおよびスターツグループにとっては、市川第7中学校建て替え事業(千葉県市川市)に続き、2件目のPFI事業権獲得案件。同社および同グループでは、今後もPFI事業の本格的な展開を行なっていくとしている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。