国土交通省総合政策局は12日、 2003年3月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると2003年3月の建設工事受注高は6兆8,223億円で、対前年同月比▲6.6%となった。そのうち元請受注高は5兆921億円(対前年同月比▲7.2%)、下請受注高は1兆7,301億円(同▲4.6%)であった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は2兆2,950億円(同▲15.8%)、民間等からの受注高は2兆7,972億円(同1.3%増)であった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、同▲14.8%の2兆2,839億円。うち国の機関からは1兆2,778億円(同▲15.3%)、地方の機関からは1兆60億円(同▲14.1%)であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等工事の受注工事額(1件500万円以上の工事)は3,875億円、同8.0%と増加。建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は8,885億円で、同▲0.4%となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)にて閲覧可能。