国立高岡短期大学学長で、不動産投資ファンド研究の第一人者でもある蝋山昌一(ろうやま・しょういち)氏が19日、入院先の病院で死去した。享年63歳。
同氏は1965年に東京大学大学院経済学研究科の修士課程を修了。同大学助手、大阪大学教授を経て、1998年に高岡短期大学学長に就任した。専門は金融論や金融政策で、金融庁の金融審議会金融分科会の座長を務めたほか、「日本型不動産投資ファンド研究会」(事務局:不動産シンジケーション協議会〔現・(社)不動産証券化協会〕)の座長など、さまざまな役職を歴任していた。