不動産ニュース / 開発・分譲

2003/8/1

三井不と地所、慶應義塾志木高校寮跡地でマンション建設に着手

 三井不動産(株)と三菱地所(株)は1日、埼玉県志木市の慶應義塾志木高等学校寮跡地において、7月23日に「志木市本町四丁目マンションプロジェクト」に着工したと発表した。

 同プロジェクトは、慶應義塾志木高等学校の高翔寮・有隣寮として使用されていた14,000平方メートル超の敷地に建設される、地上14階建て、総戸数337戸の大規模プロジェクト。家族との関わりをテーマに、1LDK(約55平方メートル)~4LDK(約100平方メートル)までの幅広い住戸タイプを用意、共用部には託児所やカフェラウンジ、ミニコンビニ等の施設も設置する予定となっている。
 同プロジェクト建設にあたっては、近隣住民など10,820名より、同土地のみどりを残したいという署名が寄せられ、行政のバックアップのもと、市民・志木市・事業者が約1年間にわたり「ワークショップ会議」を開催。この結果、野火止用水跡地に該当する敷地西側の既存樹林を次世代へ継承していく「杜」として保存することが決定した。また、高さ約21m・葉張り約11mの大銀杏についても、先日樹木移植を完了。今後広く大銀杏の名称を募集し、同マンションのシンボルツリーとして保存していくとしている。
 2003年秋にモデルルームをオープンし、第1期販売を開始。2005年3月に竣工の予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。