住友不動産(株)は31日、不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化商品11商品の9月期決算をまとめ、発表した。
2002年10月1日~2003年9月30日を対象期間とする「サーフ三番町」(住友不動産三番町ビル、京橋東海ビル、住友不動産大門ビル、住友不動産音羽ビル、住友不動産上野ビル3号館)は当初想定の3.5%に対し3.52%、「リーフ半蔵門パック1」・「サーフ半蔵門パック1」・「同パック2」(住友不動産半蔵門ビル、住友不動産茅場町ビル〔各5分の1〕)は当初想定3.2%に対し3.23%、「サーフ半蔵門パック3」(住友不動産半蔵門ビル、住友不動産茅場町ビル〔各5分の2〕)は当初想定3.0%に対し3.04%、「サーフ新虎ノ門Aパック1」・「同パック2」(住友新虎ノ門ビル〔6分の1〕、住友不動産六甲ビル〔4分の1〕、泉西新宿ビル〔2分の1〕)は当初想定2.45%に対し2.52%、「サーフ新虎ノ門Bパック1」(住友新虎ノ門ビル〔9分の1〕、住友不動産高輪パークタワー〔6分の1〕)は当初想定2.45%に対し2.53%となった。
また、2002年11月1日~2003年9月30日を対象期間とする「サーフ新宿Aパック1」(新宿NSビル、日本橋箱崎ビル〔各20分の1〕)は当初想定2.45%に対し2.52%、「同Bパック1」(新宿NSビル、日本橋箱崎ビル〔各60分の1〕)は当初想定2.0%に対し2.10%、2003年8月1日~2003年9月30日を対象期間とする「サーフ新宿Aパック2」(新宿NSビル、日本橋箱崎ビル〔各210万分の20万6,329〕)は当初想定2.45%に対し2.54%となり、いずれも当初想定以上の分配金額となった。
なお同社では、11月15日までに詳細を「財産管理報告書」にまとめ各出資者に送付し、分配金については20%の源泉徴収後、11月末日までに指定口座に振り込むとしている。