三井不動産(株)と東日本旅客鉄道(株)、(株)国際観光会館、鹿島八重洲開発(株)、新日本石油(株)はこのほど、新しい首都東京の顔づくりをめざして進めている東京駅八重洲口(東京都千代田区丸の内)の開発計画の概要が決定、2004年夏に着工する目処となったと発表した。
同プロジェクトは、東京駅八重洲駅前広場を挟んで南北に超高層ツインタワーを建設し、現在の鉄道会館ビル所在地に当たる中央部にタワーを結ぶ歩行者デッキと大屋根を設けるというもの。並行して進められる八重洲駅前広場の再整備とともに、「新しい東京の顔」を創出する。
総敷地面積は約1万9,660平方メートル、建築面積は約1万5,000平方メートル、延べ床面積は35万平方メートル。南棟は地下4階地上41階のオフィスビル、北棟は地下4階地上42階のオフィス・商業複合ビルと地下4階地上16階の商業ビルで構成。中央部は地下4階地上4階の駅施設および商業施設と歩行者デッキで賑わいのある空間をめざす。
今後のスケジュールとしては、2004年夏に1期(南棟および北棟超高層部)を着工、2008年春に竣工の予定。続いて2期(中央部および北棟中層部)が着工、2011年春竣工の予定。