東京都住宅局は10日、平成15年9月期の「新設住宅着工統計」を発表した。
それによると、平成15年9月の東京都内における新設住宅の着工戸数は1万5,331戸(前年同月比15.5%増)となり2ヵ月ぶりの増加であった。
利用関係別では、「持家」が1,898戸(前年同月比15.3%増)で2ヵ月連続の増加。「貸家」については6,235戸(同0.5%増)と3ヵ月ぶりの増加、「分譲住宅」についても7,168戸(同33.0%増)で2ヵ月ぶりの増加。
なお、分譲住宅のうち、マンションは5,300戸(同38.3%増)、一戸建住宅は1,860戸(同24.1%増)であった。
地域別では、都心3区で1,770戸(同48.0%増)と2ヵ月ぶりの増加。また、都心10区では4,865戸(同59.4%増)と4ヵ月連続、区部全体で1万1,633戸(同26.2%増)と6ヵ月連続の増加を示している。一方、市部では3,672戸(同▲8.6%)と3ヵ月連続の減少となっている。