不動産ニュース / 開発・分譲

2026/7/3

東京・清瀬で全47戸の「雑木のまち」/ポラスG

「ブリスト清瀬 東京フェーズ47」のまち並み。同社グループの一般的な住宅地よりも緑化面積を増やした
現在販売中の住戸は「石」がテーマ。外観はモノトーンでまとめられている

 ポラスグループの中央グリーン開発(株)は2日、分譲戸建住宅「ブリスト清瀬 東京フェーズ47」(東京都清瀬市、総戸数47戸)を報道陣に公開した。緑豊かな住環境に溶け込み、住民コミュニティを促すランドプラン、防犯・防災対策の充実、ハイスペックの建物などが評価され、発売から20ヵ月強で残1棟の売れ行きを見せている。

 同物件は、西武池袋線「清瀬」駅バス14分バス停徒歩5分(もしくは駅徒歩38分)、JR武蔵野線「新座」駅バス15分バス停徒歩6分(もしくは駅徒歩36分)に立地。総開発面積は約9,600平方メートル。建設地は元畑で、2021年11月に取得。周囲は農地の宅地化が進んでいるエリアで、敷地南側や西側にも農地が点在している。この緑豊かな住環境との調和を図るため、「雑木のまちに住む」をコンセプトに、同社グループの一般的な住宅地よりもさらに緑化面積を増やし、植樹している木も中高木を増やしている。

 住宅地の入口(南側)には、まちの顔となる提供公園(広さ770平方メートル)を設置。行政指導でフェンスを取り去ることができなかったため、住宅よりも一段高くし周囲をふんだんに植樹、遊具の代わりに階段状のアプローチやデッキ、ベンチを配することでコミュニティの起点とした。住宅に面するフェンスは植栽の中にオフセットして目立たなくしている。

 この公園に隣接した1区画を共有地「つむぎテラス」(広さ126平方メートル)とし、暑い日でも住民が憩えるよう東屋を設置。その屋根には太陽光発電パネルを設置して、蓄電池へ電力を貯め、防犯カメラなどの電力も賄う。災害支援型自動販売機や防災備蓄庫、共有駐車場、シェアサイクル置き場も設け、非常時は防災拠点として機能させる。また、住民による管理組合を組成。「つむぎテラス」等の共有施設の管理を行なう。

 公園を中心に東側、南側、西側と3つの街区を配置。それぞれ「空」「木」「石」をテーマに、外観や室内デザインに反映している。土地面積は、約120~138平方メートル。建物は木造軸組み工法2階建て、3LDK・4LDK、建物面積約95~107平方メートル。全棟に太陽光発電パネルを搭載し、ZEHもしくはNeary ZEH仕様。ハイブリッド給湯器、ガス衣類乾燥機、食洗機、ベジトラグなどが標準。建物は25年5月までに全棟竣工している。

 24年9月にホームページを開設して、資料請求受付を開始。月10~20件ペースで反響を積み上げ、これまでの反響数は約320件。11月から販売を開始し、これまで110組の来場を集め、46戸が販売済み。販売価格は3,980万~5,880万円。地元清瀬市、新座市、隣接する東京都練馬区などを中心に、反響の7割弱が都内。購入者は、20~30歳代のファミリー層が中心。住宅地のスケールメリット、公園やつむぎテラス、緑豊かなまち並み、コミュニティの仕掛け、住宅設備のスペックなどに評価が集まっている。

まちの入口に設けた公園はコミュニティの起点とすべく、遊具ではなく扇形の階段やデッキ、ベンチなど人が集えるよう設えた
共有地「つむぎテラス」。東屋を設けに日差しの強い日でも人が集えるように。東屋の太陽光発電パネルで発電した電気を非常用に蓄電するほか、防犯カメラ等の電力としても使用。非常時の防災拠点として活用する

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