不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2004/2/16

JPR、投資物件に「川口センタービル」等を取得

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は13日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として、「川口センタービル」(埼玉県川口市)の不動産信託受益権の取得を決定、同日取得したと発表。
 また併せて、同じく不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として「SEFビル」(東京都台東区)の取得につき、不動産売買契約を締結、3月1日に引渡しを受けると発表した。

 JPRでは、東京周辺部におけるポートフォリオの充実を図るべく、「川口センタービル」の不動産信託受益権を売り主の九段川特定目的会社(東京都港区)より81億円で取得、また「SEFビル」を売り主の下村 晃氏および電友ビルディング(株)(東京都台東区)より32億5,000万円で取得することを決定した。

 JR京浜東北線「川口」駅徒歩3分に位置する「川口センタービル」は、1994年2月竣工、鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート陸屋根地下2階付15階建てのオフィスビル。総賃貸可能面積は15,478.43平方メートル、テナント総数は38で、取得日現在の稼働率は98.7%となっている。
 
 一方「SEFビル」は、営団地下鉄銀座線「稲荷町」駅徒歩4分に位置する、鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付8階建てのオフィスビル。建物竣工は1992年10月。総賃貸可能面積は6,512.44平方メートルで、テナント総数は10、取得予定日(3月1日)現在の稼働率は98%を見込んでいる。

 なお、JPRは、「川口センタービル」の不動産信託受益権購入資金に充当するため、資金の借入を実施。(株)中国銀行から40億円、農林中央金庫から35億円、総額75億円の借入を行なった。無担保・無保証の変動金利借入によるもので、2005年2月10日の返済期限に一括返済する予定。

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