野村不動産(株)と新星和不動産(株)は6日、神戸市東灘区で建設中の邸宅型マンション「ザ・ハウス住吉本町」(総戸数129戸)について、第1期販売102戸を即日完売したと発表した。
同物件は、最多価格帯5,000万円台、最高価格1億4,430万円、第1期平均価格6,661万円。2,000年以降に関西圏で販売された1回の販売戸数が100戸を超える大型マンションでは平均価格が最高額のものであることから、今回の販売結果が、関西圏での高級マンションの需要の存在を裏付けるものとみている。
総来場者数は約1,600組で、平均倍率は1.57倍、最高倍率6倍であった。登録者の属性を見ると、年齢別では、30歳台が30%強、50歳台が25%と多かったものの、60歳台・70歳以上もそれぞれ約10%を占め、幅広い層の支持を獲得。職業別では、医師、弁護士、会社役員の割合が高く、自己資金3,000万円以上が申込者の約40%、2,000万円以上が約60%という結果であった。
即日完売となった理由としては、最寄りのJR神戸線「住吉」駅徒歩7分の利便性の高い地でありながら、風致地区で自然環境も良く、比較的フラットな地勢でシニア層にも優しい住環境であることや、歴史上の要地であることからくるステータスの高さなどをあげている。
なお、次期販売については、5月中旬を予定している。