不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2004/5/12

NBF、投資物件に「池袋GTホーメストビル」を取得

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は12日、東京都心部におけるポートフォリオの充実を図るため、「池袋GTホーメストビル」(東京都豊島区)の不動産信託受益権を取得することを決定したと発表した。

 同物件は、1993年6月竣工のオフィスビル。地上9階地下1階建て、JR「池袋」駅徒歩5分、複数路線の利用が可能で交通アクセスにも恵まれており、OAフロアやカード式セキュリティなどが標準仕様となっている。

 売り主の(有)匠インベストメント・フォース(東京都中央区、代表者:須貝信氏)は、仲介者である三井不動産(株)が運用を行なう私募型不動産ファンド「三井ジェムストーンファンド1」の投資ビークルであり、三井不動産がアセットマネジメントを行ない、間接的にエクイティ投資も行なっている。同物件は、複数の所有者による区分所有物件であったものを匠インベストメント・フォースが各所有者より取得したもの。NBFでは、三井不動産の紹介により、取得を検討してきた。

 取得価額は44億2,800万円、引渡予定日は5月13日。同社が取得する資産は、土地面積857.54平方メートル、建物延床面積6,747.21平方メートル。総賃貸可能面積は5,125.12平方メートルで、引渡時点のテナント数は9社、稼働率は100.0%となる見込み。

 同投資法人では、今後も三井不動産のファンド事業とのコラボレーションによる事業機会の獲得をめざし、優良な物件の獲得と長期安定的な資産運用を行なっていく方針。

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