(株)穴吹工務店と(株)穴吹不動産センターは5日、穴吹工務店が展開する分譲マンション「サーパスマンション」オーナーに対するサービスの一環として、転居・空室後の住戸を賃借し家賃保証を行なうシステム「まかせ太クン(間貸世帯君)」の運用を、8月1日より開始したと発表した。
同システムは、転勤等の理由で空室となったサーパスマンションを穴吹不動産センターがオーナーから賃借、新しい入居者にサブリースし、期間中の家賃収入を保証するというもの。「まかせ太クン」契約締結後は、入居者の有無に関わらず、穴吹不動産センターが周辺家賃を参考にした8割を、オーナーに支払う仕組みとなっている。契約期間は当初2年、以降1年ごとの更新となる。
これにより、オーナーにとっては、借り主募集中や借り主退去による空室の心配がなく、安定した家賃収入を得ることができるほか、借り主(入居者)にとっても、穴吹不動産センターが賃貸借契約(サブリース)の当事者となるため仲介手数料が発生しないなどのメリットがある。
また同社では、サーパスマンション販売時においても、同システムをアピールすることで、他社との差別化を図っていく方針。