ユナイテッド・アーバン投資法人(UUR)は15日、不動産投資信託(REIT)のための投資物件として「レランドショッピングセンター」(千葉県船橋市)の不動産信託受益権を取得することを決定したと発表した。
同物件は、1989年3月竣工、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下2階付5階建ておよび2階建ての2棟で構成されるオフィス、店舗の複合ビル。東武野田線「馬込沢」駅徒歩1分の交通利便性の高い立地、都心へのアクセスも良好で、駅周辺の各市の人口・世帯数も増加傾向にあることが評価された。売り主はレランドコーポレーション(株)(千葉県船橋市、代表取締役:宮崎 亮氏)で取得価格は52億円。総賃貸可能面積は12,967.55平方メートルでテナント数は14、稼働率は98.6%(2004年8月末日現在)となっている。メインテナントとして(株)サミットが長期賃貸借契約で入居していることから、安定的収益を見込むことができる。2004年9月17日に受益権売買契約を締結、同日信託受益権の移転を行なう。
また同日、同物件の取得資金に充当するため、住友信託銀行(株)、みずほ信託銀行および(株)あおぞら銀行より40億円の借入れを行なうと発表。借入予定は2004年9月17日、利率1.18619%、15日に締結した極度ローン個別契約による。元本返済期日は05年9月9日。