東京都都市整備局は5日、平成16年9月および第3四半期の東京都内における「新設住宅着工統計」を発表した。
これによると、9月の新設住宅着工戸数は1万6,187戸(前年同月比5.6%増)となり、2ヵ月ぶりの増加となった。
利用関係別では、「持家」が2,001戸(同5.4%増)で2ヵ月ぶりの増加、「貸家」が6,485戸(同4.0%増)で3ヵ月連続の増加。「分譲住宅」についても7,508戸(同4.7%増)で2ヵ月ぶりの増加となり、このうちマンションは5,653戸(同6.7%増)で2ヵ月ぶりの増加、一戸建ては1,846戸(同▲0.8%)で3ヵ月ぶりに減少に転じた。
地域別にみると、都心3区は2,736戸(同54.6%増)、都心10区では6,143戸(同26.3%増)となり、ともに3ヵ月ぶりの増加。また、区部全体でも1万1,887戸(同2.2%増)で2ヵ月ぶりの増加、市部でも4,240戸(同15.5%増)で3ヵ月連続の増加であった。
また、平成16年第3四半期の新設住宅着工戸数は4万9,197戸(前年同期比2.2%増)と、2期ぶりの増加となった。
利用関係別では、「持家」が6,286戸(同▲4.4%)で2期ぶりの増加、「貸家」も1万9,051戸(同5.5%増)で2期ぶりの増加となった。「分譲住宅」については、全体で2万3,638戸(同▲1.0%)で2期連続の減少となり、うちマンションは1万7,524戸(同▲2.2%)と2期連続で減少したものの、一戸建ては6,080戸(同3.7%増)で9期連続の増加となった。
地域別では、都心3区が5,266戸(同4.4%増)で3期連続の増加、都心10区は1万3,420戸(同▲15.8%)で8期ぶりの減少となったが、区部全体では3万6,143戸(同▲1.3%)で2期連続の減少、市部では1万2,880戸(同12.7%増)で2期ぶりの増加となった。