不動産ニュース / 開発・分譲

2005/1/17

積水ハウス、「緊急地震速報活用・IT自動防災システム」の実証試験を実施

 積水ハウス(株)は12日、(社)電子情報産業協会(以下JEITA)が家庭用に開発した「緊急地震速報活用・IT自動防災システム」の実用化に向けて、大阪ガスグループ、NTT西日本グループと共同で、2005年4月1日より同システムの実証試験を開始すると発表した。

 同実験にあたっては、積水ハウスの分譲団地「リフレ岬・望海坂(のぞみさか)」(大阪府岬町)200戸のうち、希望家庭全戸に緊急地震速報を設置する。05年4月1日の実験開始に先立って、3月には住民の方々と同システムを用いて、合同防災訓練を行なう。街ぐるみで実生活の場に組み込んでの実証実験は国内でも初の試み。

 同社では、02年7月には、24時間常駐警備員&ウェブカメラを利用した、全国初の「タウンセキュリティ」を実施。その後も、防犯・防災住宅の展開、免震住宅の開発など、安心して暮らせる住まいづくり・街づくりの提案を積極的に行なってきた。このたび、先進のIT・セキュリティタウンとして住民とともにまちづくりを進めてきた「リフレ岬・望海坂」で「緊急地震速報活用・IT自動防災システム」を導入することにより、一歩進んだ防災の街づくりを推進するとともに、さらに安全・安心・快適な住まいづくりに取り組んでいく方針。

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