不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2005/2/15

ゼファー、商業施設専門の不動産投資ファンドを設立

 (株)ゼファーは15日、大手流通系企業の大規模店舗やアミューズメント施設など、商業系施設を投資対象とした不動産投資ファンド「ゼファーリテールファンド(仮称)」の事業化を正式決定したと発表した。

 同社では、JREITや不動産投資市場の拡大に伴って、オフィス系・住宅系の物件については、ファンド間での獲得競争が激化し、優良物件が不足しつつあると判断。賃貸借契約切れによるテナント移転リスクや、賃料不払いリスク等はあるものの、高い利回りを期待できる商業物件を投資対象としたファンドの設立を決定した。
 
 第1弾として、新たに設立する特別目的会社(SPC)を通じ、大手総合スーパーのイトーヨーカドー鶴ヶ峰店(横浜市旭区)を取得予定。今後も信用力が高い企業がテナントとして入居、高収益率が見込める商業系施設への投資を積極的に実施し、早期にファンド規模の拡大をめざすとともに、投資物件の売却によるキャピタルゲインを確保し、さらにはゼファーリテールファンド自体のJREIT上場もめざすとしている。

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