ミサワホーム(株)は5日、木質系住宅の新商品「GENIUS いろどりの間」の販売を29日より全国一斉(沖縄県を除く)に開始すると発表した。
“上質のゆとりを形にした住まい”をコンセプトとして、1995年より販売されているGENIUSブランドは、2004年9月時点で累積販売棟数6万を超える同社主力商品。数々の新技術を盛り込み、質の高い企画住宅の提案をしてきたが、「GENIUS いろどりの間」は、従来商品の中でも特に共感ポイントが高かったメニューを取りいれ、より一層自分仕様に作り上げていく“上質の付加価値”を目指したものとなっている。
メインターゲットは、30代後半から40代のミドルファミリーで、キーワードは「マルチリビング」。従来のLDKに、ユーザーの好みによってアトリエやインナーガーデニング、キッズコーナーなどが選べる「マルチコーナー」をプラスすることでリビングを多彩(マルチ)に使いこなす空間発想が特徴の1つとなっている。
そのほかの付加価値としては、新発想の収納を盛り込んだバックヤード機能や、多様化するニーズにこたえるマルチ外観デザインシステムなど。また、制震装置MGEO(エムジオ)を標準装備としている。
木質パネル接着工法でシステムフリー設計、3.3平方メートル当たり53万円~85万円(税込み)。年間販売目標は1,000棟としている。