不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/5/13

エヌ・ティ・ティ都市開発、「2005年3月期決算」および中期経営計画発表

 エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は11日、「2005年3月期決算短信」(単体・連結)を発表した。

 当期単体業績の売上高は889億600万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は170億5,200万円(同15.2%増)、経常利益は131億8,800万円(同57.5%増)、当期純利益は69億2,500万円(同96.1%増)となった。
 当期連結業績(対象7社)の売上高は961億8,800万円(同2.8%増)、営業利益は173億3,500万円(同15.5%増)、経常利益は135億5,600万円(同57.4%増)、当期純利益は71億8,200万円(同92.0%増)となった。

 増収増益となった主な要因として、主力の不動産賃貸事業において「2003年度問題」等の影響により悪化したオフィスビルの空室率改善をめざし、積極的な営業展開をしたことや、2004年10月に竣工した「アーバンネット札幌ビル」(北海道札幌市)の新規テナントリーシング活動に取り組んだことを挙げている。

 なお次期業績は、連結売上高1,052億円、経常利益152億円、純利益75億円を見込んでいる。

 なお、同日2005年度を初年度とする3ヵ年の中期経営計画「C&P07(Change&Proceed to 2007)」を公表した。

 同計画では、「長期的な企業価値増大をめざした持続的・安定的な成長基盤の確立」、「継続的な開発プロジェクトの発掘・着手と、コンスタントに開発できる仕組みの構築」、「NTTグループ会社の不動産ニーズに対するソリューションの提供による事業機会の拡大」、「2007年度、売上1,100億円、経常利益185億円に向け、各年度着実な増収・増益の実現」を基本方針に掲げている。

 事業戦略としては、開発事業において大手町連鎖型再開発への積極的な参画、不動産賃貸事業ではサブリース等による賃貸可能面積の拡大やプロパティマネジメント等ノンアセットビジネス拡大に向けた体制強化を挙げている。

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