不動産ニュース / その他

2005/5/24

東京電力Gと都市デザインシステム、新築オール電化賃貸マンションを開発

 東京電力(株)、東電不動産(株)、東新ビルディング(株)と(株)都市デザインシステムはこのほど、4社共同で、新築オール電化賃貸マンション開発・運営分野に進出する。24日の発表によれば、賃貸マンションの運営を行なう特別目的有限会社(SPV)「Tカルテットインベストメント」に出資するための匿名組合契約を、同日締結した。

 同プロジェクトのねらいは、近年の都心部を中心とした世帯構成やライフスタイルとともに多様化するニーズを踏まえつつ、オール電化やFTTHなどのインフラ面、デザイン性やセキュリティ面の充実などを兼ね備えた住宅の提案。加えて、従来商品よりも上質なコンパクトタイプの物件を都市部で実現することによる、新たなライフスタイルの提案も特徴の1つとなっている。

 まず、都市デザインシステムが土地の仕入れから企画、設計、開発、居住者の入居までを担当する。東京電力は、オール電化やFTTHについて全面的に協力。SPVは、賃貸運営を3年程度行ない、その利益は4社に分配する。その後、当該物件を売却。資金回収をするとともに、得られた利益については4社で分配するものとする。

 今後は、3年以内を目途に都心部を中心として3棟程度の開発をめざしており、その運営等を通して、将来の事業拡大に向けた可能性を検証していく方針。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。