ワンズ（株）（牛迫敬太社長）の運営する全国不動産ネットワーク「ワンズＯＮ」の第3回ビジネスカンファレンス（全国大会）が、6月1日横浜・赤レンガ倉庫で開かれ、今年度の活動方針や新商品が発表された。
総会で挨拶した牛迫代表は「個人情報保護法やコンプライアンスの徹底といった業界を取り巻く環境の変化、顧客の変化、業務の多角化などに対応するため、トップは目的を明確化し、企業内ルール・業務ルール・営業ルールを再構築し、新たな企業力を創出する必要がある。そのためにはトップ自らが知恵を使い、率先し、引率していかなくては発展はない。最初にトップが動く“トップ・ファースト”が、今年度のテーマだ」と語った。
今年度は、「カスタマーリファーナル」「ワンズ不動産経営塾」の2つのサポートメニューを新設した。「カスタマーリファーナル」は、エントリーした全国のメンバー同士が送客と販売協力を行なうもので、取り決めに従って手数料を按分する、本部を仲立ちにした共同仲介システム。「ワンズ不動産経営塾」は、経営の基本から人材育成等の経営課題解決、事業計画や新ビジネスモデルの策定など、経営課題全般に係る総合啓発と研修を1年間かけて行なうもの。経営塾塾長には元有楽土地住宅販売（株）専務の秦俊英氏、執行ブレーンに元すみしん不動産（株）会長・近藤紀一氏など不動産関連分野から14名の専門家を迎える。
なお、ビジネスカンファレンスには全国155社のメンバー会社から363名が参加。1,600名が参加して競われたセールスコンテストの優秀成績者の表彰や、売買・賃貸成功事例紹介、「女性営業」「事業承継」「証券化」「セキュリティ」「ＩＴ」等をテーマにした分科会なども行なわれた。
