不動産ニュース / その他

2005/9/6

今年度中には市場規模3兆円に/ARES「第16回理事会」開催

 (社)不動産証券化協会(略称:ARES、理事長:岩沙弘道氏)は6日、第16回理事会を開催。終了後、記者懇談会を行なった。

 懇談会では冒頭、事務局長の市井達夫氏より理事会の概要が報告された。
 これによると、同協会会員は、日本政策投資銀行、ムーディーズ・ジャパン(株)他8社が新たに賛助会員として入会。9月6日付会員数は正会員78社、賛助会員142社の合計220社となった。
 また、不動産証券化実務に携わる人材教育・資格制度の創設に関し、骨子を決定。2006年度の一般公開に向け本格的準備に着手することを承認したことなどが報告された。

 続いて挨拶に立った岩沙理事長は、「JREIT創設4周年を迎え、当初わずか2銘柄でスタートしたJREITも、明日上場するイーアセット投資法人を含め、23銘柄に増加。投資対象も拡大しており、東証だけでなく大証、福証に上場するREITも出てくるなど、市場に幅と厚みが増してきている。時価総額は2,600億円から2兆5,000億円と10倍に達し、今年度中には3兆円に到達するだろう」と述べた。
 また、今後の課題として「投資家の裾野を広げるとともに、年金基金など機関投資家の資金を市場に呼び込むことが必要」と述べ、その一貫として9月12日に第1回「ARES年金フォーラム」を経団連会館国際会議場(東京都千代田区)にて実施することを明らかにした。フォーラムに関する問い合わせは(TEL 03-3505-8001)まで。

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