不動産ニュース / その他

2005/10/6

純利益175.9%の大幅増/クリード2006年5月期、第1四半期の経営成績

 (株)クリードは6日、2006年5月期、第1四半期の経営成績(連結)を発表した。

 当期(2005年6月1日~2005年8月31日)における売上高は45億2,500万円(前期比56.8%増)、営業利益は14億800万円(同80.3%増)、経常利益は12億3,400万円(同72.1%増)、当期純利益は9億7,500万円(同175.9%増)であった。

 運用ビジネス、不動産サービス、不動産活用ビジネスの3事業を格とした新しいビジネスモデルの実践や、コーポレートインフラストラクチャーの再構築を戦略の柱に据え、当期末で経常利益50億円、グループ運用資産残高3,000億円に、2008年5月期には経常利益70億円、グループ運用資産残高8,000億円の達成を目標に事業を展開。その結果、経常利益は前年同期比72.1%増の12億3,400万円を実現できたとしている。

 セグメント別では、またプリンシパルインベストメント事業においては、保有不動産の売却などの要因により、売上高32億8,000万円(同63.8%増)、営業利益6億5,200万円(同7.6%増)を計上。ファンド事業については、REIT準備ファンド組成に伴うアレンジメントフィーの発生や、アセットマネジメントフィーの増加等により売上高13億600万円(前年同期比253%増)、営業利益9億700万円(同572.1%増)を計上した。
 
 なお2006年5月期は、売上高170億円、経常利益50億円、当期純利益32億円を見込むとしている。

 また、アメリカのグアム島にあるホテル・ニッコー・グアム取得についても公表した。
 同ホテルはグアム島タモン地区に所在する、土地面積9万9,000平方メートル、建物面積4万6,000平方メートルのリゾート型ホテル。
 海外不動産にかかる投資・運用事業推進を目的に同社100%子会社である(株)クリード・グローバル・インベストメンツを設立していたが、今回本格的海外投資第1号として同ホテル・敷地を所有する企業の全株式の取得を決定、本日同ホテル購入に関する契約を締結したもの。株式売買の決済は2005年12月を予定している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。