ユナイテッド・アーバン投資法人(UUR)は23日、「2005年11月期決算短信」を発表した。
当期(2005年6月1日~11月30日)運用状況の営業収益は56億500万円(前期比5.4%増)、営業利益は27億9,400万円(同変動なし)、経常利益は23億8,500万円(同1.8%増)、純利益は23億8,400万円(同1.9%増)であった。1口当たり分配金は14,919円、分配金総額は23億8,400万円、配当性向は100%。
当期は新規物件取得はなく、期末時点でのポートフォリオは、商業施設5件、オフィスビル6件、ホテル2件、複合施設1件、住居9件の合計23物件。取得価格の総額は1,349億4,500万円。
テナント総数は期初の128から127に減少、総賃貸可能面積は期初の334,243.61平方メートルから333,649.50平方メートルに増加した。期末時点の稼働率は99.0%。
なお同投資法人は当期、初の投資法人債を発行し、合計250億円の資金を調達。調達資金を、借入れ限度額を20億円とするコミットメントライン設定により圧縮可能となった手許資金と合わせ、既存借入金の期限前返済(合計277億円)に充当した。
次期は、2006年3月23日に予定している「(仮称)UUR札幌北三条東三丁目マンション」の取得のほか、運用資産の異動はない見込みで、営業収益55億5,800万円、経常利益23億5,100万円、純利益23億5,000万円、1口当たり分配金14,700円を計画している。