不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/5/22

不動産販売売上高24%増で経常利益は倍増/リクルートコスモス2006年3月期決算

 (株)リクルートコスモスは、2006年3月期決算を発表した。

 連結売上高は2,279億5,700万円(前期比19.5%増)、営業利益は231億6,500万円(同72.2%増)、経常利益は196億8,800万円(同108.9%増)と大幅な伸びとなったが、販売用不動産の評価減をはじめとする資産の再構築の実施により、総額885億円の特別損失を計上したため、最終損失680億9,900万円となった。

 セグメント別にみると、不動産販売事業において新規マンションは営業収益1,160億6,000万円(同11.9%増)、戸建住宅分譲は営業収益225億7,400万円(同3.5%増)、投資用賃貸マンション販売は営業収益40億5,400万円(同59.5%増)、リノベーション・コンバージョン事業は営業収益31億1,300万円(同109.4%増)と全事業において増収になったことに加え、開発用地や長期保有販売用不動産等の売却処理を促進したことにより、営業収益1,752億6,700万円(同24.8%増)、営業利益201億300万円(同87.0%増)となった。

 次期は、連結売上高2,080億円、経常利益130億円、当期純利益115億円を見込む。

 また同社は、不動産管理事業を手がける連結子会社「(株)コスモスライフ」の完全子会社化を決定した。自社の不動産販売事業との連携を強化することで、グループ企業価値を高めるのが狙い。コスモスライフの株式14に対し、リクルートコスモス株式1を割り当てる株式交換により子会社化するもの。

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