明海大学不動産学部の研究者有志で構成する研究会はこのほど、不動産開示に関する研究の最終報告書として「土地売買価格等、個別不動産情報の公開に伴う効果と制度のあり方に関する学際的研究」を取りまとめた。
同報告書は「不動産取引情報開示に関する経済学的論点」「不動産取引のゲーム理論的考察」など全12編の論説から成り、巻末には取引価格情報の開示に関する国内アンケート結果、カリフォルニア州を中心とするアメリカの不動産業の実態調査報告も盛り込まれている。
同報告書に関する問合せは、明海大学不動産部(福島 隆、TEL 047-355-5120 内線4511)まで。