不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/8/15

“1兆円ファンド”の運用開始など寄与し大幅な増収増益/ダヴィンチ06年12月期中間決算

 (株)ダヴィンチ・アドバイザーズは14日、2006年12月期中間決算を発表した。

 当期(2006年1月1日~6月30日)の連結業績は、売上高79億4,600万円(前年同期比123.7%増)、営業利益58億8,400万円(同127.9%増)、経常利益57億9,100万円(同130.8%増)、中間(当期)純利益32億3,000万円(同114.4%増)と、大幅な増収増益になった。

 当期は、2006年2月にエクイティ予定総額3,000億円のDJREPIV号ファンド(通称“1兆円ファンド”)の運用を開始したことにより、マネジメント・フィーは31億2,900万円(同14億5,400万円増)。インセンティブ・フィーは631億円の不動産などを売却したことなどにより34億円(同26億4,100万円増)となった。

 セグメント別では、不動産投資顧問事業は、売上高69億6,500万円(前年同期比114.5%増)、営業利益54億7,300万円(同115.2%増)。投資事業は、不良債権投資のマーケットが縮小し、債権への投資が終了に近づいていることから、売上高2,800万円(同▲83.9%)、営業利益1,800万円(同▲87.7%)。その他、不動産の取得・所有に関連する業務で売上高9億5,100万円、営業利益7億5,000万円となった。

 なお、通期の連結業績予想については、期初に発表した数値から変更なし。売上高163億3,900万円、経常利益128億5,400万円、当期純利益77億600万円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。