不動産ニュース / その他

2006/8/15

保有物件が地区計画に抵触し運営方法を変更/ADR

 アドバンス・レジデンス投資法人は12日、運用物件の1つである「アルティス京橋」(東京都中央区)が、同区の地区計画に抵触していることから、運営方法を変更したと発表した。

 同物件は、2005年11月、同投資法人の上場に際して取得したもので、「中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例」に基づいて、容積率の緩和を受けている。この緩和を受けるには「定住性の高い住宅」でなければならないが、同物件は前所有者がマンスリーマンションとして運営し、そのまま承継されていた。そのため同投資法人は、マンスリーマンション運営会社との取引を解消し、入居者の入れ換えの都度、通常の賃貸募集を行ない、最終的に一般賃貸住宅への運営に切り替えることにしたもの。

 なお、同投資法人は、今回の問題が2006年12月期運用状況に与える影響について「立地・仕様とも一般の賃貸住宅として充分な競争力があること、現状の保証賃料と周辺相場との乖離がないことなどから、運用状況に与える影響は軽微」としている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。