不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/8/16

減収減益も受注状況は計画どおり推移/シノケン07年3月期第1四半期決算

 (株)シノケンは9日、「2007年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)」を発表した。

 当期(2006年4月1日~6月30日)の連結業績は、売上高23億5,200万円(前年同期比▲39.9%)、営業利益8,800万円(同▲65.0%)、経常利益900万円(同▲95.7%)となった。
 減収減益となった主な原因は、高層賃貸住宅の引渡し時期によるもので、当期の同実績は1棟(前年同期3棟)、売上高3億8,300万円(同21億9,200万円)。

 当期実績の計画対比については、売上高94.7%、営業利益178.6%。同社の子会社である(株)日商ハーモニーのワンルームマンションの引渡し時期により売上高が未達となり、計画28戸に対して、実績24戸となったものの、契約は計画どおり順調に推移している。
 低層賃貸住宅・高層賃貸住宅の引渡しについては、おおむね当初の計画通り、営業利益および経常利益は計画を上回った。

 受注(契約)の状況については、2006年6月末実績で低層賃貸住宅156棟(07年3月期計画214棟)、高層賃貸住宅12棟(同10棟)、ワンルームマンション50棟(同110棟)と、順調に推移している。

 なお通期連結業績は、売上高215億円、経常利益11億円、当期純利益6億9,000万円を見込むとしている。

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