不動産ニュース / 開発・分譲

2006/8/29

東電とリビタ、南浦和のリノベ物件を9月下旬販売開始

 東京電力(株)は、(株)リビタ(東京都渋谷区、代表取締役社長:内山博文氏)と同社が準備を進めてきた、既存の賃貸マンション1棟を丸ごと空間リニューアルし、オール電化分譲マンションに再生する「南浦和 根岸一丁目リノベーションプロジェクト」(さいたま市南区)を9月下旬より販売開始する。

 同プロジェクトは、JR京浜東北線・武蔵野線「南浦和」駅から徒歩10分にある個人所有の賃貸マンション1棟をリビタが購入し、第三者機関の建物調査・診断結果に基づく修繕・改修を行なった後に、新たな15戸の住宅として再生・分譲するもの。建物は、築年月は1992年8月、RC造地下1階地上4階建て、総住居戸数は15戸。専有面積は、81.17平方メートル~131.92平方メートル。

 具体的には、(株)アーキヴィジョン広谷スタジオの代表取締役である広谷純弘氏のプロデュースによりエントランス・外構・外装を含めた敷地内の空間全体を現代的なデザインにリニューアル。住戸内部については、全戸南向きという配置や平均専有面積100平方メートル超という広さ、吹き抜け付メゾネットなどのダイナミックな間取りを生かしながら一新する。
 また、床・壁・天井などの内装や設備に2種類のグレード(「ファイングレード」と「ラグジュアリーグレード」)を設定するとともに、顧客の好みにより内装色(無償)や間取り(有償)の変更も可能な自由設計となる。

 販売戸数は第1期8戸。このほど現地モデルルームをオープン、9月下旬より販売を開始する。入居は07年2月末。分譲価格は、工事費込みで最多販売価格帯5,000万円台(ファイングレードの場合)を予定している。

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