日本リテールファンド投資法人(JRF)は28日、ファッション専門店ビルとしては京都最大級の規模を有する「河原町OPA」(京都市中京区、鉄骨鉄筋コンクリート・鉄骨造陸屋根地下1階地上9階建て)の信託受益権の取得を決定したと発表した。
売買契約締結・取得予定は9月29日。取得価格は185億円。取得先は大成建設(株)(東京都新宿区、代表取締役社長:葉山 莞児氏)。取得資金は、自己資金および借入金を予定する。
同物件は、1998年11月竣工。阪急京都線「河原町」駅徒歩1分、京阪線「四条」駅徒歩5分程度、四条通りと河原町通りとの交差点からも至近で、先斗町(ぽんとちょう)通り、木屋町(きやまち)通り、祇園などに程近い。 商圏に恵まれた立地ほか、若者層をターゲットにした約130ものファッション店のテナントが出店していることなどが、取得の理由となった。
今回の取得により、同投資法人の保有物件数は37、取得価格合計は3,649億4,000万円となった。