独立行政法人建築研究所は11月27日、中国広州大学耐震研究センターと共同で第1回CIB/W114(耐震工学と建築物)会議「制振および免震建物に関する国際ワークショップ」を中国・広州市で開催した。
CIB/W114は前身であるCIB/TG44(応答制御装置を有する建築物の性能評価)の成果を受けて、2006年11月より新たに発足した委員会。コーディネーターを同研究所の上席研究員斉藤大樹氏が務めている。
今回実施したワークショップには日本から11名、台湾から2名、中国から23名が参加、免制振技術の建築構造物への応用に関し、最新の研究成果が発表された。