アセット・マネジャーズ(株)は5日、金融持株会社「CITIC International Financial Holdings Limited(以下、CIFH)」との間で、CIFHの子会社の投資運用会社「CITIC International Assets Management Limited(以下、CIAM)」に関し、CIFHからの株式譲渡およびCIAMが実施する第三者割当増資の引受を行なうことを通じ、CIAMへ25%、総投資額約5億8,300万円HK$の資本参加をすることで基本合意したと発表。
CIFHは、中国最大手の総合金融グループ「中国中信集団公司(以下、CITIC)」の子会社。
アセット・マネージャーは、CIFHに次ぐ第2位のCIAM株主となり、CIAMは同社の持分法適用会社となる予定。
今回のCIAMへの資本参加は、同社における他企業との資本提携において、過去最大規模の案件。CITICグループとの連携により、アジア・パシフィック地域における投資銀行事業をいっそう拡大していく。
同社はこれまで、香港現地法人Asset Managers(Asia)Company Limitedを中心に、アジア・パシフィック地域における投資銀行事業として、企業や不動産に対する投資事業を展開。
これまでの投資成果をもとに、今後、国内外の投資家からの資金調達を加速させ、よりいっそうの業容拡大をめざすため、同地域において強固な事業基盤を持つCITICグループをパートナーとして、同グループの投資運用会社のCIAMに資本参加することとしたもの。
CITICグループの投資運用会社CIAMへの資本参加を通じて、CITICグループの持つネットワークとブランド力等を活用し、優良な投資案件の発掘と、新規投資家の開拓に取り組み、CIAMが組成および運営するファンド等を通して、中国大陸の企業や不動産開発等への投資を積極的に行なっていく。