不動産ニュース / その他

2007/1/9

サブリース賃料減額訴訟が和解成立/住友不動産

 住友不動産(株)はこのほど、同社が一括賃借しているオフィスビルの賃借人との間で係争中だったサブリース賃料減額訴訟の和解が成立したことを明らかにした。これにより、同社とビル賃借人との間のサブリース訴訟すべてが解決したという。

 今回、和解した訴訟は、1995年提起されたもの。東京高等裁判所の和解勧告を双方で受け入れ、同社が賃借人に支払う賃料を過去および将来にわたり減額。同社は、支払い済み賃料との精算額相当16億4,200万円を拠出する。賃料額は未公表。

 同訴訟は一審では一切の賃料減額が認められなかったが、二審では一転賃料減額が認められるなどその判断が分かれ、最高裁で賃料減額が認められたものの、賃料額を巡り高裁に審理差戻しとなっていた。

 なお同社は、すでにこの支払いに関する未払い金31億2,700万円を計上しており、今回確定した支払いとの差額14億8,500万円を、2007年3月期決算で特別利益に計上する。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆