日本綜合地所(株)は5日、2007年3月期業績予想を修正した。
修正後の連結売上高は834億円(前回発表比▲0.1%)、経常利益67億円(同3.1%増)、純利益33億5,000万円(同1.1%増)。
個別業績については、売上高640億円(前回発表比4.1%増)、経常利益75億円(同15.2%増)、純利益41億5,000万円(同15.3%増)と上方修正した。
個別業績が上方修正となった理由として同社では、売上総利益率の改善に加え、中長期的なマンション市場の動向を勘案し、販売価格・時期・体制および手法の見直しを行なったことなどを挙げている。
一方、連結業績については、子会社の販売進捗の遅れなどによる減収が個別業績の増収効果を吸収する見込みであるため、大幅な修正はないとしている。