ケネディクス(株)は13日、「2006年12月期決算」を発表した。
当期(2006年1月1日~12月31日)連結業績の営業収益は270億4,400万円(前期比93.7%増)、営業利益は186億3,700万円(同103.9%増)、経常利益は164億6,100万円(同102.9%増)、純利益は90億1,500万円(同89.5%増)となった。
不動産投資アドバイザリー事業において、好調な物件取得によるアクイジションフィーの増加、開発案件の完成・売却による自己勘定投資物件売却益などが増加したことなどにより、営業収益212億5,300万円(前期比159.5%増)、営業利益154億2,000万円(同165.5%増)と大幅な増収増益を達成。
アセットマネジメント事業については、当期運用を終了した主なファンドにおけるキャピタルゲインのすべてが同社グループに帰属、インセンティブフィーが生じない契約となっていたこと、人件費が増加したことなどから、営業収益52億5,500万円(同16.4%増)、営業利益33億4,600万円(同▲0.7%)となったが、全体では増収増益となった。
なお次期は、連結ベースで営業収益317億円、経常利益188億円、純利益100億円を見込むとしている。